2015前期振り返り後編 コミケ(C88)・俳句甲子園

いまきちです。
昨年10/25記事の続編です(おせえ!)

■8/14 東京都有明 コミックマーケット88 (団体主催) ※サークルとして参加
 言わずと知れたコミックマーケットです。今や新聞テレビでも報道や特集されているため、
昔に比べて随分と知名度認知度も上がりました。ネットでこの記事を見ている人ならば
既にコミケに参加されているかもしれませんね。

コミックマーケットに初めて一般参加したのは高校生の時でした。部活の後輩に連れて行って
もらった記憶がありますw ものすごいカルチャーショックでしたねw
当時の本当に率直な感想を言うと「いっぱい本が売られてるけどどれもたけえ!!」でしたw
まあ高校生にはちょっと高い相場ですよね。
年齢層も当時の自分達よりも若い子(多分中学生くらい)から年配の方まで広い世代が集まっていて
独特の空気感に最初はとまどいました。が、一時間くらいで慣れました。

自分はコミケに関しては徹夜や始発で行こうなどは考えたこともなく、企業ブースで販売される会場限定レア商品を
目当てに並ぶことも興味ありません。時間があれば企業ブースへより、まだ売れ残っているラインナップを物色して
買えそうなものだけ買うという非常に草食的な立ち回りをしていますw いいの、朝から行くと疲れるからw
なので、コミケそのものにあまり熱を入れていない時には開催日程の3日間ないし2日間全て不参加のこともありました。
今じゃ考えられませんがw

2012年に対戦格闘ゲームのストZERO3攻略同人誌を出すためにサークル参加してからは
毎年1回はサークル参加をしてきました。初めてサークル参加した時の動機は「攻略を紙媒体として残したい」
でしたが、初参加の時にZERO3の攻略同人誌が珍しかったこともあってか、今までまるで接点の無かった方々と
交流が出来たり再会のきっかけになったこともあり、その後はイベントを通じてZERO3というゲームやZERO3勢を
知ってもらえる機会になればいいなと思って参加しています。
最終的には対戦相手を増やしたいという、闇の動機に繋がっておりますが・・・w

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他のサークルの方々は展示や装飾が上手く、ショーウインドウ越しに頒布物を眺めている気分になることもあり
参考にすることもあります。どうやって目立つか、効率よく並べられるか、物と金の授受をスムーズに出来るか、
予実管理と在庫調整など様々なセンスとスキルが求められ、総合力が問われる遊びだなあと思っていますw

他にも埼玉川口のゲームレジェンドや東京浅草橋のドットエイジにもサークル参加をしておりますが、
それぞれイベントごとに独自の特徴やウリがあり、参加される方も異なるので楽しんで参加させてもらっています。
当然旧劇主催としても、良い点は吸収させてもらおう!とずうずうしい志を持って毎回臨んでいます。
2016年に関しては夏コミはサークル不参加ですが、ドットエイジは参加確定、ゲームレジェンドと冬コミは
出来れば参加したいと考えています。





■8/22-23 愛媛松山 俳句甲子園 (団体主催) ※一般として参加
俳句甲子園とは何ぞや?という方に一言で説明すると、
「 NPO法人 俳句甲子園実行委員会が主催している、高校対抗での俳句創作団体戦トーナメント」と
言う感じでしょうか・・・。一言で説明するのは難しいなw とりあえず公式サイトなり動画を見てもらったほうが
理解は速いかもしれません。

公式サイト⇒www.haikukoushien.com
広報用動画⇒俳句甲子園~高校生にしか語れない俳句がある~

■全国大会2日間のうち、初日は商店街アーケードの中!で俳句バトル。2日目はホールを使用して壇上での決戦。
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■開会式かオープニングセレモニー的な時間だったかな?
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■2015年準優勝、旭川東高校。13年連続出場を果たす伝統校。
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■お気に入りの高校の一つ、京都洛南高校。動静織り交ぜたディベートが魅力だった。
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■予選本選を問わず、勝敗の決定は審査員が上げる旗の数で決まる。この演出は素晴らしい。
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■個人賞の賞品が協賛企業からの提供によるトイレットペーパー一年分だったりw
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ちなみに旧劇の運営・演出・進行についても俳句甲子園を大分参考にさせてもらっています。
どこかは言えませんが、まあ上辺だけw

俳句甲子園に関しては是非論があるようです。多分音楽と同じで純粋芸術として俳句を保護・見守る立場の方と
俳句そのものを消滅させない、イベントを通じて裾野を広げようとする、ある意味
エンタテイメント要素の介入にこだわらない立場の方は相容れない部分もあるかもしれません。
この表現だとちょっと語弊があるやもしれませんが・・・。

俳句に変なイメージがついてしまうことを恐れる向きがあるのも理解は出来ますが、
やはりこの先日本の将来を考えていくと、今この時点で高校生が俳句に取り組んでいる、というのは
20年、30年後に俳句人口の維持に結実すると思います。
俳句甲子園の母でもある夏井いつき先生は旗揚げの演出考案もそうですが、本当に先見の明のある方だと
思います。近年はよくテレビ番組にも出演なさっているそうで素晴らしい。

俳句甲子園は後日テレビ放送もされるんですが、今回は何か、地元の愛媛愛光高校と準優勝の旭川東に絞った
取材みたいになってましたw 他の高校も取材してたけど使わなかっただけなのかな?

旭川東高校の生徒が季題の蝉について、土地柄蝉があまりいないためか「蝉の鳴き声のイメージがわからない」と
言っていたのが印象的でした。関東(千葉)だと夏になればそこら中で鳴いているけれど、旭川だとそうなのか、
と同じ季語でも全国各地ともなれば高校や生徒によって得意な季題や創作が難しい季語もあるのだろうと思います。
男女混成チームだったけれど仲が良さそうでひまわり畑への吟行とかちょっと羨ましく思ったりしましたw
定年される顧問の先生へ準優勝をプレゼント出来たのがドラマチックでした。

愛光高校は部長の男子が1人、他皆女子、という状況でやりにくそうでありましたw 
(数年前に勝ち上がってきた時は男子がもっと多かった記憶があります)
でも全国の舞台でしょっぱなから大きな声で挨拶をして、発破をかけたのは男らしくて良かったと思います。
愛光は確か、カトリック高校で部活も2年までっていう制限があったはず。だから他の高校よりも不利な面もあるとは
思いますが、今後の活躍に期待しています。


旭川東は柳元君のディベートがとても良かった。相手を攻撃せず、説得力のある指摘と当て身投げのような
切り替えしが本当に見事でした。決勝の名古屋戦では最後のディベートで貪欲な勝ちたさを見せたのも良かった。

2015年の俳句甲子園で一番印象に残ったのは開成が旭川東に負け、最後に日下部君が言葉を選びながら
会場へ語りかけた時間でした。

開成であるがゆえのメリット(対戦相手や環境、サポート、OBのアドバイスなど)もあるとは思いますが、
それらと同等にメンタル面でのデメリットも多いのかもしれません。開成の子が作った、というというだけで
マイナス評価から始まり、高校生らしくない・機械的だ、などと言われ、句そのものの純粋な評価がなされない、
ということを彼ら自身が感じており、自分を含めて会場にいる人々も薄々気づいていたとは思います。

高校生らしさを求める、みずみずしさに感動する、というのは大人の一方的な都合でしかありません。

審査員が仮に全員が高校生だったら、とか、披講された句が匿名、学校名非表示だったら?などと
妄想するとそのような学校名明示によるある種のハンデは改善されるのかもしれません。


敗戦後、泣いている開成の子達を見て、俳句マシーンと呼ばれている彼らもやはり人の子だと感じました。
俳句に対し、誠実に向き合い、愛情を持って接し、かけがえのない3年間を過ごしたのだと、
当たり前のことに気づかされて若干恥ずかしくなった自分がいました。
開成は創句もディベートも高いレベルで安定しすぎていて、波乱が見たいと思ってしまったのかなあ・・・。


俳句は作者の人生や自然真理への気づき発見と強く結びついてはいるけれど、
完成と同時に作者の手を離れて俳句単体で評価されるべきだと思います。
次は俳句甲子園を題材にしたマンガ「ぼくらの17-ON!」からの一節。

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やはりこれ。俳句甲子園でも最後に表彰されるのは個人最優秀句。
決勝戦に上がれなかったけれど、今回の俳句甲子園でのトップはこれ!みたいな句はやはり毎回
何かしらの凄み・エネルギーを感じます。 

何年か前の「桃洗ふ」の句の解説を高柳先生がされていて、
とても参考になったけれど、最優秀句を発表して終わり、じゃなくて審査員のどなたかが解説を
してくださり、作者にもインタビュー(経緯確認)するという丁寧な進行も俳句甲子園の良さの一つで
あると思います。

今年もまたスケジュール調整して観戦に行きたいですね。
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Author:旧劇実行委員会
「年の暮れ
  古流の打音を
    響かせて」

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